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◼️京都大学

京都大学は京都大学基金で寄付活動を行っています。

1.寄付金制度の概要

京都大学基金は2011年に一般財団法人として設立されました。

2.寄付金制度の特徴

プロジェクト支援型基金 支援目的を特定して寄付いただける各プロジェクトを多数用意しています。これらのプロジェクトは、京都大学の教育・研究の特色や強みを反映したもので、寄付者の関心や志向に応えることができます。

3.社会連携システム

京都大学では、社会連携を通じて、研究成果を社会に還元し、地域や社会の発展に貢献するための様々な取り組みを行っています。具体的には、公開講座や展示、社会人向けの教育プログラム、産官学連携活動などがあります。例えば、公開講座「京大知の森」や京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム、京都大学地域講演会などが挙げられます。

卒業生のネットワーク

京都大学の卒業生ネットワークは、Kyoto University One Network (KUON) というプラットフォームを通じて維持されています。このネットワークは、卒業生が大学とのつながりを卒業後も維持できるように設計されており、以下のようなサービスを提供しています:

  • 生涯メールアドレス: 卒業生は、kyoto-u.jpドメインのメールアドレスを生涯にわたって使用することができます。

  • メールマガジン: 毎月1回配信されるメールマガジンを通じて、大学の最新情報やイベント案内などが提供されます。

  • 名簿検索機能: 登録された卒業生同士での検索が可能です。

  • 私書箱機能: 登録者同士でメッセージの送受信ができます。

  • KUON限定優待特典: 特別なサービスやプレゼント企画などがあります。

これらのサービスは、卒業生が大学との関係を継続し、同窓生同士でのネットワークを強化するためのものです1。また、京都大学情報環境機構によるネットワーク接続サービスもあり、無線LANやVPNを通じて学内ネットワークにアクセスすることができます2。さらに、附属図書館では卒業生向けのサービスも提供しており、卒業生カードを使用して資料の閲覧が可能です3。これらの取り組みにより、京都大学は卒業生のネットワークを充実させています。

[登録者数]約49,000人

4.ファンドレイジングのポイント

iPS細胞研究基金という看板メニュー:特定基金の約半分が同基金への寄付となっています。

積極的なクラウドファンディング:インターネットを通して自らの活動やアイデアを発信して資金を募るクラウドファンディングを活用しています。これにより、さまざまなプロジェクトを実施することができ、寄付者とのコミュニケーションも図ることができます。

5.実績

[2022年度]基金への寄付総額 67億円

ただし、寄附講座への寄付を除く

[プロジェクト数]74

内訳 : 学部学科支援 11 学生研究者支援 40 課外活動支援 18 記念事業等  5

iPS細胞研究基金の占める割合が顕著
2021年度の伸び率がい著しい

6.関連ニュース等

公式サイト
アニュアルレポート

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