慶応義塾大学
慶応義塾大学は慶応義塾基金室が管理を行っています。
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福澤諭吉逝去直後の明治34(1901)年に、義塾を支えたい、という社中によって寄付を継続して行う会として『慶應義塾維持会』が設立されました。また、基金としては福澤諭吉記念慶應義塾学事振興基金(福澤基金)が慶應義塾創立100年を迎えた直後の1961年、当時の塾長であった高村象平塾長によって設置されました。
現在は、『基金室』が寄付金管理を行っており、以下の特徴を有します。
受配者指定寄付金: 日本私立学校振興・共済事業団を通じて、寄付者が指定した学校法人に寄付していただく制度で、寄付金全額が当該事業年度の損金に算入されます。 多様な寄付プログラム: 教育充実資金、環境価値の寄付、相続財産からの寄付、遺贈など、様々な寄付プログラムが用意されています。 ふるさと納税制度: 特定の自治体を通じて慶應義塾大学への支援が可能です。 クラウドファンディング: 慶應義塾大学関連のプロジェクトに対するクラウドファンディングを通じた寄付も行われています。
社会・地域連携室の設置 学部・大学院、研究所等を通じて行われている社会・地域連携事業の情報を集約し、社会・地域との互恵的な連携を推進しています。
卒業生ネットワーク
慶應三田会 慶應義塾大学の卒業生による同窓会組織です。以下はその主な特徴です:
組織: 慶應三田会は、卒業年や地域、職域、出身サークルなどによって活動する多数の三田会を包括しています。
歴史: 三田会の起源は1880年にさかのぼり、慶應義塾大学の本部キャンパスが東京都港区三田にあることから名付けられました。
活動: 各三田会は、卒業生間の交流を促進し、塾の伝統を継承するためのイベントや活動を行っています。
規模: 現在、日本および世界各地に広がる三田会の総数は865団体あり、約36万人の塾員が所属しています。
[会員数]約360,000人
慶應義塾大学の寄付金額が日本の私立大学の中で最も多く、その活動が成功している理由は、同大学の独特な歴史と文化、特に「社中の協力」という精神に基づく強固な卒業生ネットワークにあります。創設者福澤諭吉の理念に従い、卒業生で構成される三田会をはじめとする組織が、寄付活動において積極的な役割を果たしています。
[2022年度]89億円 ([2023年度]62億円)
ただし、寄附講座への寄付を除く
[プロジェクト数]12 ※12タイプの基金という意味であり、詳細は公開されていません。